博多区中洲川端の
賃貸情報のガイドをご紹介いたします。
福岡・博多賃貸ガイド〈福岡市博多区・中洲川端〉
■天神から一駅の「中洲川端」。歓楽街で有名な中洲の最寄駅。
今回ご案内する地下鉄空港線を、天神から福岡空港方面、東に向かってお隣の駅が「中洲川端」です。駅名にある「中洲」とは、映像で博多が紹介されるとき欠かせない夜の風景、川面に映るネオン看板で有名なあの中洲のこと。この川が古くから「博多」と呼ばれる地域との境目にあたる那珂川で、博多湾に向かってできた広い中洲にできた街なのです。
ナイトライフを彩る歓楽街の最寄駅でもあり、周辺は随分派手で賑やかな場所と思われるかもしれませんが、この辺りは歴史の古い旧市街でもある場所。北側の下流域に向かうと、かつて港町であり商人街でもあった風情の残る、静かな街並みが続きます。この街並みから往時を思えば、中洲が男たちの憩いの場所として賑わった理由がよくわかりますが、多くの港町がそうであるように、今はすっかり落ち着いた雰囲気になりました。
■祭りが物語る、かつての博多。
この街はまた、有名な二つの博多の祭り、「博多どんたく」と「博多祇園山笠」に欠かせない場所でもあります。特に毎年ゴールデンウィークの人出で全国一となる「博多どんたく」は、この街に住んでいた商人や町人の祭りが長く受け継がれて、今では市民の祭りとなったものです。
かつての博多の繁栄がなければ、これらの祭りのエネルギーは生まれてこなかったでしょう。伝統の祭りが息づく街でもある中洲川端周辺は、福岡にとって今も大切な場所であることは間違いありません。
■「中洲川端」周辺に住むなら。
「博多リバレイン」や「博多座」のような大規模な再開発も行われましたが、前述のようにこの街は、昭和のノスタルジーを感じさせる場所です。
天神にも博多にも自転車で通えるほど近く、都心部の便利さも味わえる地域で生活に不便はありませんから、建物は少々古くてもリフォームされた物件を見つけて、お洒落に暮らしてみるのはいかがでしょうか。